まずは、このたび被災された方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
さて、このように大変な時期ですが、芸術祭では「私たちのできること」を着実に進めるため、スタッフミーティングなどの活動を継続しております。幸いにして、芸術祭スタッフへの直接的な被害はほとんどありませんでした。しかしながら、やはり安否が不明な友人がいたり、施設が浸水被害を受けるなど、何らかの傷をかかえている状態にあります。
一方、世界のアーティストや芸術祭関係者から、事務局宛にお見舞いや励ましのメッセージが多数寄せられています。そのほとんどは「私たちの心は、皆さんとともにあります」というものでした。こうした心温まるメッセージに、私たちは心から感謝しています。
（以下、団体名のみ紹介させていただきます）
* スペイン「アラ・デ・マドリード」カルミナさん
* トルコ「UHOT」クルムさん
* イギリス「ハラレ」クダウシェさん
* オーストリアのナリーン・グレゴリアン博士（芸術祭に多くの団体を紹介してくれている方）
* インドネシア「サラタスプルセン」クーチンさん
* フランス「ニース・ラ・バレエ」イーヴスさん
* イタリア「ヴァル・レシア」パメラさん
* チェコ「デネブ」ローマンさんとマーティンさん
* リトアニア「ゼマイツカス」ミルダさん
* リトアニア「グランジネール」ジッタさん
* 台湾「布農」「ゲロアイ・ア・ガバ」陳さん、李さん
* マオリ「イマヌエラ」ケリー・アナさん
* チュバシ共和国「チュバシ州立アンサンブル」ナタリアさん、カルギンさん
* バスク「アルカルタスナ」アンさん
* イタリア「ダンゼリーニ・ディ・ルチニコ」モリッツィオさん
* アイルランド「ケルティック・ルーツ」デービッドさん ほか多数
励ましのメッセージの他にも、「どのように支援したらよいか」という問い合わせもいただいたので、まずは英語サイトにおいて、私たちが考える支援の方法についてアナウンスしているところです。国内に関しましては、6月に開催を予定しております「オープニングライブツアー」などにおいて、皆様からのご支援を募る予定でおります。
そのほか、今後も主催者、芸術祭スタッフ、そして関係者ともども、この未曾有の災害に対して「私たちのできること」は何かを考え、行動していきたいと考えています。
多くの方々が、世界のアーティストからのメッセージによって勇気づけられることを願っています。
引き続き皆様のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
